【イベントレポート】若い世代に伝えたい「8歳の記憶・ヒロシマ」 2024/7/29(月) 原爆語り部の会

8歳で被ばくされた八幡照子さんの体験を聞かせていただきました。

昨年たくさんお越しいただいた「語り部の会」を、今年も開催しました。今年は、被爆体験者である八幡照子さんに、「8歳の記憶・ヒロシマ」と題し、ご自身の体験を語っていただきました。八幡さんには、昨年に引き続き2年連続でご講演いただき、心から感謝しております。

体験談に聞き入る参加者のみなさん

八幡さんは、被爆当時8歳だった頃の記憶を、当時の様子を克明に描写しながら、私たちに伝えてくださいました。炸裂したときの様子、気持ち、原爆後の広島の街の様子や、倒壊した家々、そして亡くなった方々。その体験談に、参加者は皆、真剣な表情で聞き入っていました。特に、多くの安芸南高校の生徒会や野球部の学生さん21名と先生方にもご参加いただき、若い方々にも戦争の悲惨さ、そして平和の大切さを伝える貴重な機会となりました。

参加者数約50名、世代を超えた交流

今回の語り部の会には、約50名の参加者が集まりました。高校生からご年配の方まで、様々な世代の方々や遠方からお越しになった方もいて、たくさんの人が集い、八幡さんの話を伺わせていただきました。講演後には、参加者から多くの感想が寄せられ意義深いものでした。また天畠家は当時被爆者の一時的な療養所としても役目を果たした歴史があります。そのような経緯を含めて、天畠家で語り部の会を行い、今も平和を考える意義と役割が大いにあります。

ふりかえって

この語り部の会を通して、参加者一人ひとりの心に深く刻まれ、平和への願いを新たにするきっかけとなれば幸いです。
今回の語り部の会開催にあたり、ご協力いただいた皆様に心から感謝申し上げます。特に、八幡さんには、貴重な体験を私たちに共有していただき、誠にありがとうございました。近所の方々、運営スタッフのみなさんの協力もあって成り立っています。ありがとうございました。

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